言葉よりも顔を見てわかる事

佐倉市JR佐倉駅・京成佐倉駅近くの ピアノ*フルートレッスン《音楽教室澤村》です。お問い合わせはこちらです

レッスンの終わりに、中学生の生徒さんに声をかけました。
「秋は発表会もあるし、合唱コンクールの伴奏もあるから忙しくなるよ
今のうちに、発表会の曲の譜読みを進めておこうね」と

すると、彼女は間髪入れずに「それな」と一言

「それな」——今どきの言葉で
「そうそう、ほんとそれ」と共感を示す意味
でも時には、「はいはい、もうその話いいよ」なんて
話を早く終わらせたいときにも使われることがあります

だから私は、思わず彼女の顔を見ました。
そこには、ちゃんと「わかってるよ、がんばるよ」という気持ちがにじんでいました

最近の子どもたちの言葉は
「ヤバい」ひとつ取っても、本当にいろいろな意味を含んでいます

「ヤバい!全然練習してない」も「ヤバい!めっちゃいい曲!」も
同じ「ヤバい」。
言葉だけを聞いているとその子の気持ちの本当のところは見えてこないこともあります。

だから私は、できるだけその子の顔を見るようにしています

表情や声のトーン、
視線の先——そこにこそその子の「ほんとう」がある気がして

言葉は時代とともに変わっていくもの
「そんな言葉使っちゃだめ」とは言いません。
でも、やっぱり難しいなあと感じることもあります。

今日の「それな」は、ちゃんと前向きな「それな」でした
彼女の表情が、それを教えてくれました。

がんばり屋さんの彼女だから本当に秋は忙しくなりそうですね
でも、その分きっと、成長もいっぱい見られるはず

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