佐倉市JR佐倉駅・京成佐倉駅近くの
ピアノ*フルート*ハープレッスン
《音楽教室澤村》です。
お問い合わせはこちらです。
小学校では3月に卒業する6年生を送る為の様々な行事に向けての準備がされているようです。
お教室の生徒さんの中にも「合唱の伴奏者になったので」
と学校で頂いた楽譜を持ってくる生徒さんもいます。
いきものががりの「ありがとう」の伴奏譜を持ってきた5年生。
「この曲っての前奏のところ ラシドレミ」
ってイ短調の音階で始まっているよね?
さすが!音階のお名前もしっかりと覚えています。
〇短調という名前の音階は
暗いとか悲しい、寂しいといったイメージを聴く人に与えます。
「でも歌はドレミファソってハ長調の音階で始まるんだよ、
弾いてみる前は前奏と歌が似てるって思わなかったけど
同じ指番号を使って弾くから あれ?似ている?って思った」
とっても良いところに気が付きました!
イ短調とハ長調の関係は
月と太陽或いは雨の日と晴れの日
の様に相反する関係の様でもあるのですが
それと同時に「平行調」と呼ばれる
とっても近い関係でもあるのです。
せっかく気が付いた「前奏と歌い出しが似てる」です
なんでだろうね?ワザとかな?偶然かな?と聞いてみました。
「え~ 解んないよ~」と想像通りの答えでしたが
今はそれでもいいんです。
楽譜を見て「あれ?」って気が付くことから始まるのですから
楽譜通りに弾くそれだけではない
そのもっと向こうに見えている作曲家からのメッセージを読み解く
そんな体験ができました。
コメント