憧れのペダルマークが出てきて思わずニンマリ

春を通り越して日差しは初夏のようです。
お教室のみんなも「ふぅ～暑い　暑い」と真っ赤なお顔でお教室の扉を開けてきます。

4月から3年生になるHちゃん
来週から取り組む曲には
《ペダルを踏みましょう》
のマークが楽譜に書かれています。

「このマークのところで　右のペダルを踏むよ」
とお話すると
思わずニンマリ。
ピアノのペダルはちょっとした憧れですからね。

右のペダルを踏むと
ピアノの弦を止めている部品が弦を離れて音が伸びる
という仕組みになっています。
それだけではなく他の弦も共鳴して響くので
広がるような豊かな響きとなります。

なので

立ったまま　短い脚を伸ばしてペダルを踏んで
色んな曲を弾いた

というのはピアノを習ってた子あるあるです。
もちろん私もその一人です。

このペダルはタイミングよく踏みかえをしないと
前後の音と混ざってしまい響きが濁ってしまったり
逆にうまく重ねないと音につながりがなくなってしまったりするので
音を聴き分けたりタイミングよく踏みかえる判断力などが必要とされます。

この曲はこんな音で響かせたいな
だからこんな風にペダルを使って・・・
そんな風に考えることのできる感性豊かな子に育って欲しいと思っています。

音楽教室澤村