音楽と漢文、くり返しのDNAが一致しました

佐倉市JR佐倉駅・京成佐倉駅近くの ピアノ*フルートレッスン《音楽教室澤村》です。お問い合わせはこちらです

先日のレッスンで、ダ・カーポ(D.C.)やダル・セーニョ(D.S.)などの繰り返し記号について説明していたときのこと

中学生の生徒が楽譜を見ながらぽつりとひと言。

「これって、漢文の“レ点”みたい」

……確かに!

ダ・カーポは「最初に戻る」 レ点は「ひとつ前に戻る」 どちらも“戻る”サイン。

言われてみれば、同じ“くり返し構造”の仲間です

さらに話を広げてみると——

  • ダ・カーポ(D.C.)=レ点  → 戻って、もう一度読(弾)き直す。
  • ダル・セーニョ(D.S.)=一二点  → 戻る場所がちょっと複雑。「あの記号のところへジャンプ!」
  • コーダ(Coda)=結びの言葉  → ここから先はエンディング。もう戻りません。

漢文を読むときの流れの捉え方が、音楽の繰り返し構造と似ています

よく考えてみると、どちらも“流れを感じながら読むもの”
ただ前から順に進むだけじゃなく、 「どこに戻るのか」「どこで終わるのか」—— そんな全体の構造を意識しながら、じっくり向き合う

音楽も国語も、 読む力って、考える力につながっているんですね

 

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