270歳のモーツァルトと寄り道レッスン

「次はこの曲を練習してきてね」とページをめくると
そこに書かれていたのは「モーツァルトの子守歌」

「おぉ〜!音楽界隈の超有名人だよ!学校の音楽室にもポスター貼ってあるんじゃない?」と声をかけると
「どの人だろう…モジャモジャの髪型?赤い服の人?」と
まだピンときていない様子です

「この人だよ」とお教室にある資料を見せると
「へぇ〜案外若いんだね」とひとこと

「でも、本当は何歳なんだろう…?」

モーツァルトが生まれたのは1756年だよ、と伝えると
「今は2026年だから…」と一生懸命計算を始めて

「270歳!!」

思わずクスッと笑ってしまいました

音楽のレッスンでは、
ときどきこんなふうに横道にそれることがあります

一見、音符から離れてしまったように見えるけれど
こういう“寄り道”が、
ずっと後になってふいに
「あ!あの話!」
と、今の学びとつながる瞬間がやってくるのかも知れません

音楽の知識かもしれないし
歴史の興味かもしれないし
ただの楽しい思い出かもしれない

でも、どれもちゃんと
その子の中で育って
今日の「270歳のモーツァルト」も
きっとどこかでまた顔を出す
そんな気がして、ちょっと嬉しくなる時間でした

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