旬は大切です。

佐倉市ＪＲ佐倉駅・京成佐倉駅近くのピアノ＊フルート＊ハープレッスン音楽教室澤村です。

私のお教室では原則　楽譜に「ど・れ・み・・」と音の名前を書くことは禁止しています。
音の名前を書いちゃった方が弾き易くなるんじゃないの？
って思ってしまうかもしれませんが
音の名前を書いてしまうといつまでも音符を読まないで
自分で書き込んだ「ど・れ・み」を読みながら弾くことになってしまい
楽譜を読むことが苦手になってしまうからです。

ごきょうだいで通って下さっている妹ちゃんのＳちゃんがレッスン終了時に
「あのさ～聴いてもらいたい曲があるんだ」
と今学習している楽譜をめくりました。
ずいぶんと進んだ先にクリスマスソングがありました。

たくさん練習したのでしょう
Ｓちゃんには相当むずかしい曲だったと思いますが
一生懸命がんばりました！

「すご～い！よくがんばったねぇ～！」と褒めていると
おねえちゃんがＳちゃんの楽譜をみて
「あ～！ふりがながふってあるじゃん。ダメなんだよ」
と言っています。

「いいの！まだ習っていない音符だからね」
おねえちゃんにそぉ～っと言いました。

おねえちゃんにも聞かないでひとりでがんばって音を数えながら
書き込んだのでしょう

その子にとって「ちょっと難しいかな」とか「まだレベルに達していない」でも
「今弾きたい」そんな今の気持ちを大切に伸ばしてあげたいと思っています。